江戸前のシロギスを求めて、再び東京の海へ

前回6月に行ったシロギス釣りはとても楽しかった。そのいいイメージが忘れられず、再度のシロギス釣行となった。
やっぱしシロギス釣りは楽しいですね。お手軽な軽い装備で、釣趣のあるキス特有のあの強い引き。そして食べてもおいしい。ファンが多いのもうなづけますよ。
ささ、では今回の釣行記をご覧くださいな。

今回の船宿さんは、羽田にある「かめだや」さん。ここに来るのは実に12年ぶり。まだアジのサビキ釣りをやっていた頃まで遡る。それ以来だ。この日はLTアジとシロギスの2隻出し。

乗り場の港は12年前と比べてきれいになっていた。整備したんだね。前はなんか雑然としていたけど、今は乗り場もきれいになっていて、乗りやすかったです。シロギス船アジ船とも、10人以上を乗せての出港。大人気だ。キスの方は14人くらいいたんじゃないかな？

来ました、本日の一匹目。20センチの良型です。

福本さんにも来た。でもここではボクら含めてイマイチの釣果。

木更津側に移動して、船中みんなも釣れだしてきた。福本さんも数を伸ばす。

ボクも入れ食いとまではいかないものの、ポツポツと拾い釣り。前回の感じとは違うね。でも今回は型がいい。前半はほとんど20センチ級の良型。

今日のキスは20センチオーバークラス。このサイズの引きは相当なものですよ。「ビビビビッ」っとキス特有の強烈な引きがたまりません。

ボクも20センチ級を連発。いいねいいね。船は小移動を繰り返すけど、食いが止まることはなかったよ。でも潮は早かったかな。

順調順調…。コメントの必要がありません(^^)。今回のキスは胴回りが太いのも特徴。前半はずっとこんな感じ。

お！　来た！　定番外道その2。ヒトデ。誘いが弱いとこいつがかかってくる。

定番外道その3。イイダコ。こいつは3杯釣れた。福本さんも2杯釣ったのかな？　おいしいらしいんだけど、どうやって調理したらいいのか、わからん。やっぱし「タコ焼き」か？　惜しい気はするんだけど、リリースしました。

多少の外道はあるものの、キスは相変わらず順調。エサのイソメの消耗も早いね。

それにしてもあっちー！！　最高気温35度だったんだってさ。おまけに風もないもんだから、ハンパな暑さじゃない。3リットル持ってきた水もどんどんなくなっていく。何年か前の猛烈な暑さの中で釣った中山丸のアジ釣りを思い出したよ。夏の入道雲もぐんぐん成長中。

それでも釣果の方は、暑さを忘れさせてくれるように順調に数を伸ばしていきます。

あまりの暑さに、船中2人の人が体調不良を訴えた。軽い熱中症だったみたい。そりゃこれだけ暑いからねー。無理もない。急いで船長は日陰を求めてアクアラインの橋の下に船を移動。しばしここで涼を求める。いや～、涼しいー。ここでいいよ。ここでずっと釣ろうよと思ったけど、体調が戻った時点で船も元の場所に戻りました。

外道も多彩。福本さんはギマ。ボクはヒイラギのダブル。いや～、これもなかなか楽しい。続いてイイダコも。専用船も出るくらいだから、人気はあるんだろうね。

午後も数はいい調子で釣れたけど、型は少しサイズダウン。18センチ級になった。ま、これがスタンダードだけどね。

調子よく釣っていたんだけど、真夏の積乱雲も調子があがってきたようで、モクモクと育ってきました。

てか、だんだん真っ暗になってきたし、いよいよ雷の音も聞こえてきたし…。ちょっとやばくね？　船中みんな、雷が鳴るたびに空を見上げる。船長も早上がりを決断した。

うおおおーーー！　きた～。ビカビカっときた～。やばいやばいー。逃げろ～ってなもんで、船は一目散に東京湾を横断。すたこらと帰港しました。

これが今回の動画です。

シロギス丼にしました♪　やっぱキスは天ぷらに限ります。メッチャうまっ！！でした～。