毎年恒例秋のお泊まり釣行です。今年も楽しみにしていました。今回もとっても楽しい旅行になりましたよ(^^)

 

10月16日(金)~17日(土) 秋のお泊まり釣行 一日目


今日は曇りのち雨と天気の予報が悪かったから、いつもより遅く現地戸田に到着。9時半に係留船に渡してもらいます。でも予想以上に好天で、晴れてくれました。これはよかった。でも東風がちょっと強かったです。

 

秋の係留船はいつものように回遊魚とヒラメ狙いです。生きエサの確保がキモなんですが…。

 

ヒラメの絶好の生きエサであるムロアジが船下に大漁でしてね。コマセを撒くとウジャウジャ寄ってきます。最初は釣っていたんですがなかなか針掛かりせず。めんどくさいからタモですくってみたら、楽々生きエサゲット! あらまあ、簡単にすくえました(^^;

 

福本さんはなんと6匹もムロアジ確保。もう釣りじゃなくて「金魚すくい」ならぬ「ムロアジすくい」ですね。大漁です。

 

サイズがどれも20センチオーバーなので、回遊魚にはちょっとでかい。ヒラメ用にしましょう。

 

そうは言っても相変わらず釣れません。時間だけがのんびりと過ぎていきます。まあ元よりそんな簡単に釣れるなんて思っていませんから。のんびりまったりやりますよ。

 

岩田さんがちっさいメジナを釣りました。まー、ほんと小さい。

あっと言う間に係留船釣り終了。はやっ!! 結局釣ったんじゃなくてすくった釣りで終わりました。ま、今回はお泊まりですから。釣り以上にお泊まりメインで早々と撤収します。豪華な食事と温泉が待っています♪

 

今回の宿は中伊豆湯ヶ島の「水のみち・風のみち 湯ヶ島 たつた」さんにしました。伊豆箱根で唯一の川床が楽しめる旅館で、前から気になっていた旅館なんです。ちょっと料金がお高めなんだけど、「GOTOトラベル」を利用して、やっと実現したんです。来てみたかったんですよぉ、ここ。

 

さっそくチェックイン。プランは「【Anniversaryプラン】大切な人と過ごす大切な思い出を…5大オプション付!」で、渓流テラス付きのこじんまりとしたお部屋。古い旧館だったのを今年6月にリニューアルしたとかで、部屋はとってもきれいです。

 

これが「渓流テラス」。テラスがアクリル板でできているから、猫越川の清流がすぐ目の前に。うわ~、こりゃいいや。

 

水の豊富な伊豆の川はどの川もきれいなんだけど、この猫越川もきれいですねえ。まさに「清流」です。見ているだけで癒されます。目の前の清流を身近に楽しめるこの「渓流テラス」はなかなかのアイデアですよ。テラスは網戸を閉めることもできるので、虫の多い夏も防ぐことができるようです。

 

さーー、何はともあれお風呂お風呂。待望の温泉に入りましょうか。「たつた」さんは全部で6つのお風呂があるんだけど、最初は男性用大浴場「ふくの湯」に入ります。内風呂は奥の湯船がぬるめで、手前の湯船がそれより熱めと温度が分かれています。ありがたいですね。

 

露天風呂にも入ろうかね。川のせせらぎが聞こえてきて、なんとも風情があります。露天風呂の方は結構ぬるい。寒い日はちょっと温まらないかも。そういう時は一度内風呂で体をしっかり温めてから露天風呂に入るとちょうどよさそうですよ。いいお風呂です。

 

勢いで、貸し切り露天風呂「月下美人」にも入ってしまいます。こっちのお風呂はちょうどいい温度。もうすっかり陽が暮れてかなり寒くなってきた中で入るのはほんと気持ちいい~~~♪ ボク的にはこの「月下美人」のお風呂の温度が一番ちょうどよかったです。

 

たっぷりとお風呂を堪能して部屋に戻ります。あら、川がライトアップされてる~。これまた雰囲気ありますねえ。川の清流と樹々の緑が映えます。ご飯までちょっと時間があるから少し散歩しに行こう。

 

敷地内の竹林を抜けます。ここもライトアップ。秋の凛とした空気の中の竹林もなかなかいいもんですね。

 

竹林を抜けて「出会い橋」を渡ります。6月にはここでホタルも見られるそうですよ。こりゃ6月も来なくちゃ。橋の上からは今夜のお宿が見えます。

 

おおっ、あれが「たつた」さん自慢の川床だ! もう食べてる人もいますね。あ~腹減った~~~。もう戻ろう!

 

18時半夕食タイムです。念願の川床での食事の時間です♪ 待ってました~~~。

 

これが今回のメニューです。

 

夕食は会席料理となっています。一品一品手がこんでいて、色彩も鮮やかです。

 

すぐ下をライトアップされた猫越川の清流が流れています。予想通りこれは雰囲気抜群です。

 

実は今日16日から川床は「おこた川床」に切り替わっていて、あったかいコタツに入りながら食事ができるのです。結構もう寒いんだけど、コタツのお蔭で全然寒くありません。

 

伊豆牛はとってもジューシーな味わい。これだけでご飯が欲しくなります。鮎の塩焼きも暖かい状態で出してくれるからアツアツのホクホクです。別注文のキンメの煮つけはやっぱいうまい! 煮汁もご飯にかけてしまいます。わさび鍋は伊豆の名産わさびをたっぷり入れていただきます。でもわさびちょっと入れ過ぎた。ハナにツンときてしまった。量は加減見ながら入れた方がよさそうですね。

でもどれもこれもメッチャうまっ!! ほんとにね、ひとつひとつ手がこんでるのよ。料理人の心意気が感じられるほどです。いや、ほんとに。ここでいくら説明しても伝わらないでしょうなあ。実際に行って確かめてもらうしかありません。加えて、川床とコタツの雰囲気がさらにおいしさを引き立ててくれますから。もう最高の夕食でした。

 

こんな感じでいただきました。ほんとよかったです。お薦めします。

ひや~、食いすぎ~~。もう何も入らない。でもコーヒーが飲みたくなったんで、ロビーに行って本格的コーヒーを淹れてもらいました。このコーヒーもうまいんだ。ちゃんと豆から淹れてもらったから。このコーヒーを渓流テラスでライトアップされた清流を見ながらいただく。しばし食後の至福の時を過ごしました。

 

アルコールが入ってしまった岩田さんと福本さんは起きていることができず、寝てしまいました。せっかくだから、貸し切り露天風呂に入りましょうか。「たつた」さんでは貸し切り露天風呂の利用状況をネットで見ることができるので助かります。

 

「流星」のお風呂です。すぐ下を川が流れています。陶器の湯船を独占して入ることができます。いや~、こりゃ最高だわ。しっかり温まってフカフカの布団でおやすみなさい♪

 


10月16日(金)~17日(土) 秋のお泊まり釣行 二日目


二日目の朝です。今日は朝から細かい雨が降っています。朝の川床から見る猫越川です。

 

朝食です。小鉢に並んだ料理がきれいですね。個人的には玉子焼きが一番おいしかったです。ちなみに岩田さんはご飯4杯お代わりしていました(^^;

 

食事が終わってもチェックアウトは11時だからまだ余裕あります。もう一回お風呂に入ります。夕べ入った「流星」から。明るいうちの方が下の川が見られていいですね。一応ブラインドカーテンもあるので、外からの視界を遮ることもできます。

 

「流星」の隣りにある「月下美人」も空いていたので、続けて入っちゃいます。同じく明るい時に入ると雰囲気が変わっていいですね。やっぱし温度的にはここのお風呂が一番好みでした。あ~、いいお風呂だったわあ。帰りたくない~~~。

 

チェックアウトまで渓流テラスでボーーーっと景色を見て過ごします。ギリギリ11時まで。マジで帰りたくないんですけど…。

 

いつまでもそうは言ってられないので、二日目の釣りで戸田に移動してきました。予報通り今日は朝から雨です。気温も低いんだけど、ヒートテック2枚着ているからそれほどでもないね。今日は沖釣り。船宿は今回初めての「福将丸」さんで、マダイ狙いです。

 

こんな雨が降って東風も吹いている寒い日でも、係留船は大賑わい。ざっと数えても7人はいましたかね。全くどいつもこいつもツワモノばかりだ。みんな回遊魚ねらいかな?

 

13時出船。舟山沖を目指すようです。

 

これが釣れないんだわ。アタリすらない。ほんとにエサだけは取られているのに、アタリがないのよ。微動にしない竿をみつめる時間だけが過ぎていきます。加えてライントラブルが多発。ビシやカゴにラインが絡まってしまって、仕掛けが次々と消耗していきます。いや~、今日はかなりタフな釣りを強いられています。

福本さんに待望のアタリ! でもマダイではなく、イサキとサバ。どっちも雨合羽と同系色だから分かりづらいよね。

 

移動しては反応なし。また移動しても釣れず…、こんなことを繰り返します。海が荒れてなかったのは救いでしたけどね。

 

福本さんにいい引き! 慎重に上げていったらなんとウスバハギ…。お~、なんてこったい。でかさだけはあるけど。

 

あら? もう終わり? はい、終わりなんです。今日は全然ダメダメでした。ボクはサバ一匹釣ったのみ。岩田さんもサバ。岩田さんは他にドカン!という強烈なアタリがあったんだけど、針ス切れ。マダイだったかもとは本人の弁。ド貧果で二日目の沖釣りが終わりました。

いつものように「くるら戸田」のお風呂で冷えた体を温めて、いつものように沼津港でご飯食べていきましょ。「ラブライブサンシャイン」の聖地化としている「千本一」で。

 

福本さんと岩田さんは海鮮丼とイカメンチ。ボクはフライの盛り合わせ定食にしました。がっつり大盛りです。これにて毎年恒例のお泊まり釣行は全て滞りなく終了です。でももはや「釣行記」の体をなしていませんな(^^;