2008年FINAL
今年のアジはどうも不調で、それはひとえに自らの「腕」が原因だというのはわかっているけど、やはり一回くらいは数釣りをしたい。そして確実な数釣りができるものと言ったら、もう沖釣りしかない。という他力本願的な発想で、今年2回目の沖釣り釣行となった。いつも行く川崎の「中山丸」さんはもうアジは終了しているので、アジやキスで何度か利用させてもらった羽田の「えさ政釣船店」さんにした。
6時に家を出る。羽田だから近い近い。30分程度で着いた。ここは多摩川の河口で、東京湾はもう目の前。日の出直後の釣り桟橋風景。風もなく穏やかだ。
天気予報では曇りと言っていたけど、朝から快晴。実に素晴らしい。11月ともなるとかなり冷えてくるけど、今日はよさそうだ。6枚も着込んできたけど、いらないかな? 写真は同じ時刻に出船するフグ船。フグ船も人気が高い。
釣り場は富岡沖。行程40分程で着く。船室から出てみたら、かなりの風が吹いている。確かに予報では風が強くなるとは言ってたけど、結構な強さだ。白波も立つほど。船だから特に釣果に影響はないけど、船べりに当った波が風にあおられて、しぶきとなって何度も被る羽目になったのには閉口したよ。
何投かのちに福本さんアジをゲット。富岡沖は水深約28メートル。タナは底から2メートルだ。腕長30センチほどの天秤に、カゴは30号のビシカゴを使用。
ボクの最初の釣果は良型のアジ。本日最大の27センチのアジが最初にきた。
富岡沖では潮が早かった。潮下のトモにいたボクは岩田さんと福本さんの撒くコマセが効いて、ポツポツと釣果を伸ばす。2人分のコマセだからね。ボクのために2人してコマセを撒いてくれたわけだ。いやいや、ありがたやありがたや。持つべきものはトモ・・・いや、友だな♪
ちょっと出遅れた岩田さんもアジを確保。少しずつ調子がでてきたようです。
富岡沖でしばらく釣ったあと、頻繁に移動を開始する。どうも今日はまとまった食いが続かない。大黒埠頭沖から本牧沖、また大黒へと、あちらこちらで群れを追う船長。これは沖から見た大黒埠頭。ベイブリッジも目の前だ。
それにしてもほんとに今日は風が強い。あとから見た天気では、昼間の風は9メートルもあったとか。晴れてるから寒くはないんだけど、何度も波を被ってしまった。
でも6枚も服はいらなかったな。結局3枚脱いだ。重装備しすぎ?
これは大黒埠頭沖の釣果。入れ食いとまではいかないけど、一日ポツポツとアジがあがる。たまに一荷も。水深は約20メートル。タナは同じく底から2メートル。潮はそんなに早くなかった。
今日は福本さんも調子いい。次々とアジをあげる。でも途中船のスクリューで仕掛けを切られたのは不運だったね。カゴと天秤の保証金1,000円没収・・・・。
沖上がり30分前くらいに岩田さんが入れ食い。最後にきて数を伸ばした。しかし今日はバラシが多かったね。抜きあげる時、糸を巻いてる途中でのバラシが続出。バラシがなかったら、3人とも50匹は超えていたろうか。ま、50匹も釣ったらあとで捌くのがしびれるから、数は程ほどでいいけど。
船長の「今おろしてるやつで終わりにしてくださ~い」の終了アナウンスで釣れたアジ。しかも一荷できた。ラッキー。もう一つラッキーだったことは、定番外道のサバがあまりいなかったこと。福本さんと岩田さんが1匹釣ったのみ。これはよかったね。サバが来ると釣りにならないもんね。
桟橋に帰港。出船前と同じく、風もなく穏やか。あの風はなんだったんだ。
釣行日 | 2008年11月1日(土) | 場所 | 東京湾 乗合船えさ政釣船店 |
天気 | 晴れ 風が一日強い | 福本さん | アジ 24匹(最大22センチ) |
潮 | 中潮 | 岩田さん |
アジ 26匹 サバ 1匹(35センチ) |
満足度 | ★★★★★★★★★ | ボク | アジ 36匹(15センチ~27センチ) |
子供たちのリクエストにより、いつものアジフライに。15匹を1時間半かけて捌く。ふ~、疲れる・・・。
でも新鮮だからホクホクしてて激うま。
日曜日、同じく1時間半かけて残り21匹を開いて干物にする。今回もしっかり干そう。そして焼いた。今回もうまっ!
これは福本さん。アジのフライとオリーブ焼き。オリーブ焼きとは手のこんだことを。両方ともうまそうだ。