ここも、以前から一度は釣りしてみたいと思っていた沼津・木負。今年の6月に初めてここの堤防で釣ったところだ。今回は、ボートでの釣行。三方を山と堤防に囲まれた、ボート釣りにとって理想的な環境はとても魅力的。しかし、3年ぶりのボート釣行は.....、見事な貧果だった(TT)

 

9月17日(土) 沼津・木負でボート釣り


木負に3軒あるボート屋さんの一軒、金指釣具店。エサや仕掛けなど一通り置いてあるので、安心して釣りに専念できる。ボート乗り場は桟橋から乗るから、濡れずに乗れるのはありがたい。この真下の海のきれーなこと。ほんとに透き通っていて、とても美しい海です。

 

湾内に鎮座まします元海上ホテルでレストランの「スカンジナビア」。西武系のリストラにあって、2005年に営業停止。なにやらどっかの国に買い取られて、再び就航するのだとか。まだ動くんだ?これ。でも今現在、細部の売却交渉がなかなか進まず、8月にはここから出て行くはずが、まだ動く気配なし。もめているのかな? また、海から堤防越しに美しい富士山が見える。夏と違って、空気が澄んできた証拠だね。風光明媚だねえ。

 

沼津市内のボート釣りは、全面的にイケスへの係留禁止となっているが、ここにはボート専用に係留できるブイがある。これはありがたいよねえ。風や潮に流される心配がないし。
係留できるって、ポイント高いっす。

今回も本命は、アジ。願わくばマダイと欲をかいた釣行である。まず釣れたのは、子カサゴ。イソメでヒットしたが、いかんせん小さい。このままお帰りになりました。

始めてしばらくアタリもなし。最初は沖アミをつけてコマセまいてやってたんだけど、全然反応なし。しかたないのでイソメをつけて底狙いしたら、こんなのがヒット!! 岩田さんがイラを釣った。

しかし、大本命のアジが釣れない。コマセもアジパワー配合にも関わらず、全くアタリなし。釣れたのはいずれもイソメ。沖アミじゃだめなのかなあ。

真ん中の島は「淡島」。この島に会員制のホテルがあるんだよね。だから一般客は入れない。それが悔しい。利用できないと最初から言われてるわけだから、よけい悔しい。いつか泊まってやる。
ボートからあがって近くの堤防でも釣りしたら、これも小さな子カサゴ。どうもサイズが小さい。15センチでもあれば、煮付けなんだけどなあ。

 


きれいで波おだやかなここ木負の海。沼津の、内浦から大瀬崎までの海は、ほんとボクのお気に入りの海だ。いつかのんびりとボートで釣りしたいと思っていたから、その目的は達成された。しかし、肝心の釣果に結びつかない。これが悔しいよねえ。ボート釣りの本にも、なるべく一箇所でコマセをまいて、粘り強く釣れと書いてあったから、一箇所で動かずに釣ったのに....。そう言えば、堤防の方にも今日は人が少なかった。6月に来た時は入るスペースを探すのに苦労したほどだったが...。逆に内浦堤防や静浦堤防は混んでたなあ。みんな釣れてるところと釣れてないところ、知ってるのかしら?

 

悔しいから、夕飯はいつもの沼津港の「丸天」へ。相変わらず、店の外まで人が順番待ちしていた。でも7人で待ってる客もいたりして、いつも見た目よりそんなに待たないんだよね。15分も待って入れたかな?客も回転早いしね。それに、待つだけの価値のある店だから、辛抱強く待てるのさ。

前回来た時にチェックしてた「かき揚げ丼」を食う。このかき揚げはでかい!!どんぶりの上にあるかき揚げは10センチ以上!マジでうまいっすよ。
かき揚げ丼にプラスして、「キンメの煮付け」を2人で一つ注文。煮汁がとてもおいしい。抜群のおいしさである。最後、この煮汁をご飯の上にかけて、「猫ライス」にして食う。これがまたうまいんだ!釣れなかった一日の釣果など、きれいさっぱり忘れさせてくれます。