今年は春から戸田でボート釣りをしたいと思って、5月と6月にここに来たが、両方とも悪天候で断念した経緯があった。
今年中に何としても一回は戸田でボートをするぞと思っていたので、やっと実現できる運びになった。いや~、ここまで長かった。過去戸田では大物を釣っているだけに今回も気合十分です。

10月14日(土) 戸田でボート釣り

今年の釣行はいつも天気に恵まれず、春先から雨だ風だに見舞われていた。戸田も例外ではなく、5月と6月に来た時も大雨と風で係留船に変更したいきさつがある。ボート釣りで雨と風では非常に過酷だし、危険でもあるからだ。しかし、なんとしても一回は戸田でボートをしたかったので、今回はやっとその念願を叶えることができたのである。あー、よかった。戸田の御浜の駐車場は、朝6時半の時点で結構いっぱい。すごい人気だね。

 

御浜の砂浜にある、イナギボートさんでボートを借りる。ここの船長も親切で色々教えてくれて、とっても感じがよかった。

去年から3回ほど利用させてもらっている係留船たか丸の横を通り過ぎる。ポイントは、台船はまへいの岸よりの岩礁一帯。
この辺は、岸から20メートルも離れていないのに、水深は27メートル(!)深いーーー!一気に落ち込んでいるんだねえ。
戸田は元々深い湾で一番深いところは40メートル以上あるけど、こんなとこでも30メートル近くまで一気にドン深だ。

 

マダイ用の仕掛けを作って、針に沖アミをつけて、カゴにコマセを入れて、さあやろうかと思ったら、先に海に入れておいた糸が右へ左へと走っている。サバかと思ったら、マルソーダ。いきなり水面下2メートルのところで食ってきやがった。釣り上げたはいいけど、針のかかっているところから血が出てて、ボートの中を血だらけにされてしまった。30センチに満たないので、お帰り願う。福本さんはカワハギと金魚(魚種不明)の一荷。これもリリース。

 

次いで福本さんはやや小ぶりのメジナに子マダイ。前回前々回と釣れに釣れたチャリコに満たない子マダイだ。今年風に言えば、「コマダイトマコマイ」か。海水で濡れた手は青いハンカチで拭こう。

ボクはまたまたマルソーダ。水面下2メートル付近を回遊していたのか、この時間連続してヒット。これもちょっと型が小さい。

 

底を狙っていたから、ハゼドンなんかも釣れた。「コマダイトマコマイ」もヒット。ちょっと小さいんだよねえ。

 

福本さんは相変わらず「コマダイトマコマイ」を釣り上げる。他には外道のフグ。これは何フグって言うんだろうねえ。

 

福本さんが割と型のいいメジナを釣り上げた。これはまあまあのサイズだ。続いてはイシガキダイ。こんな魚も釣れるとこがやっぱ戸田だよねえ。さすがに東京湾では絶対に見ることのできない魚だ。それにしてもなんだかんだと色んな魚と遊べるね。メジナは塩焼きにして食ったみたい。

 

4時に納竿。途中、戸田港に立ち寄る。風もおさまって、静かな時を刻んでいた。ここの港はほんとに好きだ。

帰りに、戸田の市内からちょっと山に向かったところにある「壱の湯」に寄ってひとっ風呂浴びる。潮と汗と悔し涙をさっぱりきれいにしていこう。男女内風呂が一つだけの小さな立ち寄り湯だけど、なかなかいい温泉だね。実に気持ちいい。料金も300円と良心的です。