バトル回遊魚　第一回戦

さあ、秋ですね。回遊魚の季節ですね。夏が終わってしまって心から寂しく思う日々ですが、釣り師にとってはまさにこれからが最高のシーズンです。神奈川県の剣崎あたりではワラサがフィーバーしているとか。
そんな話を横目に、ボクらはホームグラウンドである戸田係留船で回遊魚を狙います。

はい、では今回もたか丸さんにお世話になります。朝6時10分に現着。すでに係留船には先着組が釣りを開始していた。早いね。

キターーー。朝からいきなりソーダガツオ。丸々と太っていて、しかも元気。グイグイと引っ張る。のっけからソーダパワーを見せつけられました。

岩田は着実にソーダを釣り上げる。ダブルなんてのは当たり前。このサイズのソーダがダブルで来られた日にゃあんた、しびれちゃいますよ(-"- )

陽はだんだん高くなってきました。それにしても「暑いっ！！」。2ヶ月前と日差し変わらないじゃん。念の為持ってきた傘と日焼け止めを使うことになるとは思いませんでした。もー、この強烈な日差しを浴びて、首周りは真っ赤になってしまいました。日陰に入れば涼しいんだけどね。係留船て日陰少ないのよ。

ソーダ祭は朝から絶好調。ボクらの他に3人ほど同釣者がいたんだけど、みんなも全く同じ。苦労していたようです。

もうとにかく、どこに仕掛けを落としてもダメ。ベタ底、底から5メートル、10メートル。15メートル…。どの層に仕掛けを投入しても釣れてくるのはソーダのみ＞＜　　他の人達も考えることは一緒で、こまめに狙う層を変えていったみたいなんだけど、結果はみんな同じでした。いや～、覚悟はしていたけど、ここまですごいとは。昼前くらいだけど、この時点でソーダ20匹は釣っていたと思う。アジなら「クーラー満タン早上がり」ってなるんだけどな…。

お！　ついに岩田さんが沈黙を破った。体が銀色じゃない、しかも尻尾が黄色い。明らかにソーダではない。34センチのワカシでした。いや～、やっと「銀色のにくいヤツ」以外を釣れたよね。

おー！　ボクにもキターーー。40センチのイナダをゲットしたー。もうこの時点で散々ソーダガツオを釣っているから、何か釣れても「またソーダじゃね？」って思っちゃうから、ビデオ撮れませんでした。上げてくる途中から、これはソーダの引きじゃないとわかるんだけど、その時にはすでに時遅しなんだよね。

どうも最近目が悪くてね。メジャーで計ると39センチと40センチの間くらいなんだけど、じーーーっと目をこらして見ていると、だんだん40センチに見えてきてしまうんですよ。それで40センチと断定しました。だからこれはイナダなんです(^^ゞ　ま、「あげ底イナダ」ということで…。

その1時間後にもヒットしたのが右側の写真。これは36センチのワカシ。あまりにソーダばかりで、後ろで釣っていた人も隣で釣っていた人も早々に沖上がりしてしまったけど、これはそのあとに釣れたもの。粘ってよかった。

岩田さんはワカシのあとは再びソーダモードに突入。どんどんソーダを釣りあげる。それにしても、釣れてくる時はいやってほど来るのに、釣れなくなるとピタっと何も来なくなる。不思議だねえ。

最後の最後に岩田さんが太刀魚を確保。これは想定外でした。なかなかいいサイズ。銀色に見えたから「またか」と思ったけど、長いからすぐに太刀魚だとわかりました。

16時に沖上がり。ホントに今日はいい天気でした。てか、暑過ぎ。もう9月だというのにこの暑さ。さすがにしびれます。体は汗と潮でべっとり。さー、さっぱりしなくちゃ。

今日はいつも行く日帰り温泉「一の湯」じゃなくて、日帰り入浴できる「にい家　海遊亭」のお風呂に入ってきました。

「一の湯」もいいんだけど、結構人がいるから慌ただしいんだよね。でもここならいつも貸切状態。これが嬉しい。気兼ねなく、足を伸ばして湯に浸かれます。

この景色を見ているだけで癒される。体も心もきれいさっぱりして、これで気分良く帰れるってもんです。でもホンネを言えば帰りたくない。ここで泊って行きたいよ～。ああ、なんでここで帰らなくてはならないのか…。

今日は富士山が絶景でした。駿河湾の向うにこれだけきれいに見える富士山は珍しいよね。帰りがけ、西浦あたりで撮影しました。ああ、ますます帰りたくない…。

何軒かまわってみて、地元の人が来るようなお店に初めて入る。「やま平」さんというお店。こういう店って最初ちょっと不安なんだけど…。