今年で3回目のアジ釣りです。ここ近年の東京湾でのアジ釣りは絶好調ですね。まず外れがありません。しかもどこの船宿さんを利用しても釣果に差がないんです。海が正常な証拠ですね。今回ももちろん絶好調でしたよ。

今回は初めての船宿、横浜鶴見にある「富士丸」さんです。うちから30分と近いのが魅力です。今日は午前船を利用しました。富士丸さんは到着したら乗りたい船の座りたい釣り座のマグネットを取って、乗船名簿を記入したら一緒に出して精算するシステム。合理的なやり方ですね。今日はカワハギ船が人気でした。

乗り場は受付から橋を渡ったとこ。ここは運河のどん詰まりで、工場群の中にあります。6時40分頃、ここから小船に一度乗って、本船に移乗します。

なんで一度小船に乗るかというと、近くを通るJR鶴見線の桁下が短く、満潮になると本船が橋の下を通れなくなるため。出船した時間はちょうど満潮だったため、小船でもご覧の通り、ギリギリ。ちょっとでも竿を立ててたりしたら、間違いなく折ってしまうほどです。みんなかがんで通過します。

はい、こっちが本船です。移乗して準備にかかります。今日の午前アジ船は大盛況。うちらの船で20人くらい乗っているでしょうか？　早く来てトモを取れたからよかったけど、胴の間からミヨシは結構ぎゅうぎゅう詰めでした。これじゃおまつり必至だねえ。

7時前出船。10分くらい走って鶴見つばさ橋をくぐります。…と思ったらすぐ船のスピードが落ちて「はい、どうぞ」の船長の声が。え？　ここでやんの？

どうやらここで実釣開始のようです。こんな近いとこでやるんだ？　釣れるのかしら？

と、そんな心配もすぐに杞憂に終わりました。2投目くらいから中アジが釣れだします。まあまあのいいサイズ。

続けて中アジが釣れます。おやおや、今日は開始から調子いいのかな？

調子いいなんてもんじゃない。凄まじいほどの釣れっぷり。岩田さんはダブルの連発。開始から早くもトップスピードです。

たまに混じったイシモチは定番外道。ま、いつも一匹くらいは釣れますね。ただ今日はサバが一匹も来なかったのはよかった。

開始して30分も経たずにツ抜け。なんだか今日はすごそう。

相変わらず岩田さんは絶好調。ビシのカラ回収もありません。あ、そう言えば今日の岩田さんは仕掛けのロストもありませんでしたね。よかったよかった。

ボクの唯一のダブル。基本一匹掛けだったんだけど、それでも十分すぎるくらい。ハンパない釣れ具合です。

7時過ぎに開始して、8時半にはクーラーボックスがいっぱいになってしまいました。こんなに釣れたのは初めてですよ。もうこれ以上釣るとさばくのがしびれるから、2時間半を残してアジ釣りは終了。はやっ！

では早々と今日の予定数を超えてしまったので、端物狙いに変更します。生きエサは釣った小アジです。これでヒラメかイナダを狙います。船長に許可をもらって、端物狙い開始。船長いわく、昨日は上から7メートルでイナダが釣れたそうです。

それにしても今日はいい天気。秋らしい爽やかな空気です。着実に秋になっていくんだねえ。

岩田さんは最後までアジ狙いでどんどん釣っていきます。午前船は4時間だけなんだけど、一日船以上の勢いです。

岩田さんは釣っている以外にも、隣の男の子のサポートをしてあげたり、釣れたアジのエラを切って血抜きをしたりと大忙しです。

岩田さん最後まで絶好調でした。

端物狙いは残念ながら今回も不発でした。一度竿がしなったんだけど、なんと岩田さんとのおまつりでした。気をもたせやがって…。