2018年6月30日(土)

奥多摩むかし道ウォーキング

10㎞

岩田さんと


2ヶ月ぶりのウォーキングです。

これが今回のコース。案内図の右上、奥多摩湖畔に車を停めてそこからスタートして、左下の奥多摩駅がゴールです。普通は奥多摩駅から奥多摩湖を目指すコースが主流みたいなんだけど、それだと基本登りがメインになってしまってちょっとしんどいので、下りが基本の湖から下るコースにしました。その方が楽ですから。戻って来る時は奥多摩駅からバスを利用して、湖畔まで登ってきます。

行く途中の奥多摩湖。青空がきれいです。水も満々と湛えています。

 

今回はウォーキングのほかにもうひとつ目的がありまして。というのも、ボクらは20代後半まで草野球チームに入ってましてね。そのチームで毎年GWに合宿に行ってたんですが、それがここ山梨県丹波山村です。奥多摩湖よりもっと奥に入ったところにある、ジミ~な村。その地味な村にグラウンドがあって、そこで毎年合宿と名をかたった懇親会みたいな練習を一泊で行ってたわけなんです。その地を久しぶりに見たくなりましてね。そのアイデアに岩田さんもノリノリで、ウォーキングを兼ねてわざわざ来たってわけなんです。これはヤマメや鮎が釣れる管理釣り場。当時からありましたね。

 

当時練習してたグラウンドがコレ。懐かしい~~~!! あの当時のままじゃないですか。毎年ここでみんなで練習したんですよ。練習といっても草野球レベルなんでね。ちっとも大した練習じゃないんですが、ノックしたり、フリーバッティングしたり、試合形式でやったりと、ほのぼのとしたいいスポーツだったなあ。

 

ベンチもあの当時のまま。全然変わっちゃいないじゃん。周りには結構新しい施設とかできているのに、ここだけは全く変わっていないんですよ。ここでよくみんなで雑談したり休憩したりしました。

 

バッティング練習でピッチャーもやったっけ。当時はマウンドなんてなかったと思うんだけど、低いけど立派なマウンドがありました。これくらいかな? 変わっていたのは。天気もよく、清々しい気持ちで当時のことを偲ぶことができました。いや~、ここはやっぱいいなあ。また来たいな。

 

近くにそば屋さんができていました。これは当時なかった。ここで山菜そばのランチをしたんですが、おいしかった~。昔は山菜そばなんて食った気しなかったもんだけど、おいしく感じる歳になったんですねえ。

 

吊り橋を渡ってみます。これはあの当時もありました。ここを渡ってグラウンドに行ったんだよね。

 

しばし当時の思い出に浸るいい時間を過ごせました。あまり長居しているとウォーキングの時間に影響しちゃうので、今日はここまでにしました。

では奥多摩湖まで戻って、駐車場に車を停めてウォーキングを開始します。ここから奥多摩駅まで約10㎞の道のりです。

 

最初はこんなコース。なんだか民家の間を縫って歩きます。生活感がありますね。全コースに渡って案内板があるので、迷うことはありませんでしたよ。

 

どんどん登ります。結構山の上まで上がってきました。民家の軒先までコースなので、「これ間違ってないんだろうか?」と思ってしまうほどです。

 

最初に出てくる吊り橋。ここは5人以上で渡らないでと書いてあります。いい眺めです。

 

ところどころに水の補給場所もあります。水が少なくなってきても安心補給。塩素ゼロの天然水です。最高においしい水なんだけど、どういうわけか、岩田さんは飲みません。こんなにおいしいのに…。こんな水、めったに飲めませんよ。

二つ目の吊り橋。この橋は3人までしか同時に渡れません。木製の橋で、ところどころ木が割れています。ちょっと怖くてスリリングな橋でした。

 

吊り橋からの眺め。緑と川のコントラストがきれいです。

 

民家の軒先。薪が備蓄してあります。冬はやっぱ焚き木として使うんでしょうか? 田舎然としたこんな風景にも癒されますねえ。

 

武蔵坊弁慶が腕で岩に穴をあけたという「弁慶の腕ぬき岩」だそうです。右側写真の穴がそうなんだって。なんでもうまくこじつけますね。

 

途中途中にあるトイレ。きれいなトイレなんですよ。きちんと整備されていて、いいウォーキングコースなんですね。

沢から吹き下ろしてくる水分を含んだ風が心地いい。マイナスイオンのシャワーですね。

行程約3時間。奥多摩の町に降りてきました。あちらこちらにハイカー達がいます。そう言えば、この「奥多摩むかし道」を歩いていて、途中約15人ほどの人とすれ違ったんですが、そのうち6人が外国人でした。それも全員西洋人。どこで知ってここまで来るんでしょうかね。来日外国人はホントに多いけど、まさかこんなところまで来るとは。インバウンド恐るべし。

JR奥多摩駅に到着。ここで「小菅の湯行き」バスに乗って湖に戻ります。駅から奥地に向かうバスだから、乗客はボクらだけ。ガラガラです。かたや、湖から駅に向かうバスは立っている人がいるほどの混雑ぶり。予想通りでした。疲れてバスで立てませんから。

 

はい。再び奥多摩湖です。体はもう汗びっしょりなので、お風呂に入ってさっぱりしていきます。

 

奥多摩湖畔にある「丹下堂」って日帰り温泉で気持ちもすっきりです。お風呂もウォーキングコースも混んでなくてよかったです。